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展覧会情報
forthcoming東京

Peter Pommerer

1999年 2月2日(火)〜3月6日(土)

火-土 11:00−19:00 日祝月 休




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ピーター・ポマーは、オフ・ビートな構成のドローイングで知られる。筆圧で凹凸がつくほどの力強い線、装飾的にも見えるディテールを織りなす極彩色。いくつかに区画された画面には、有機的なフォルムと反復する細かい図柄がお互いに押し合うように敷き詰められる。
大胆さと繊細さが交差する表面に密度の濃い空気が生まれ、見る者の視線はその上を何度も往復せずにはいられない。浮びあがるのは、黒く塗りつぶされた葉、うねるような蔦、線香花火のような動きのある花びらや魚、色の粒。突然ぽっかりとあいた空白が星型であることに気付くこともある。夜も昼もないその時間は生命のエネルギーで埋め尽くされている。


噂によるとピーター・ポマーは、自分を象だと思っているらしい。


ジャングルを散歩しながら、遠くの星を眺め、手に触れる植物を注視し、スコールにあったり、風が吹いてきたりするようなのびやかさ。反面、その感覚をむさぼろうかとするような作家のオブセッシヴな欲動が作品としての緊張感を生みだしている。ポマーの描く、夜、ジャングル、山、雨、それらが喚起するものは原初の体験に近いと。五感を眼から吸収させようとするかのように描かれた線、フォルム、色。
その直接的なエネルギーは、時に洞窟壁画や幼児の落書きを思わせる。



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TARO NASU GALLERY 木俣 マキ
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