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展覧会情報
forthcoming東京

越前谷 嘉高 展

2003年 11月22日(土) - 12月20日(土)

火-土 11:00−19:00 日祝月 休




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1980年代後半より多くの個展を開催。「箱の世界 do it yourself 」(1991 水戸芸術館)で注目を集め、「水戸アニュアル’95絵画考-器と物差し」(1995 水戸芸術館現代美術ギャラリー)、「存在の夢」(1996 キッシェリ美術館、ブタペスト)など、内外美術館での企画展にも多数参加。「絵」としての魅力を存分に放つ作品は、安定した高い評価を得ている。

大和絵を想い起こすような柔らかいタッチ。木や岩、人物などが、ぎりぎりのところまで単純化され、ふっと消えてはたち現れるように散らばった画面。奇妙な浮遊感は、優しい色調とアースカラーが基調になった色づかいによりいっそう際立たせられる。

モチーフの繰り返しで全体の雰囲気を高める、独特な画面構成で知られてきた越前谷嘉高。
西洋の聖人画、東洋の文人画などを素材に制作を続けてきた背景には、子供の頃から画集を師に独自に絵を描いていたという基底がある。得に宗教画や中世の絵画に惹かれるという。古典作品の複雑な豊かさを超えたいという作風は、慎み深さと強さを併せ持つ。

本展覧会では、これまでの作品イメージとはある意味対照的な新作が発表される。
朱鷺の羽を染めぬいたような色彩をベースに、曲線のラインをもつオブジェが、寄り添い、わき上がり、画面いっぱいに広がる。何かに押し出されるかのように浮かぶ物体は、無頓着なようにも、苦悩にうごめくようにも見える。抽象表現で織りなされる展示空間は、玄妙な繊細さと高貴さとで満たされるはずだ。



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プレスリリース、写真等の詳細は下記の担当者までお問い合わせください。

TARO NASU GALLERY 木俣 マキ
e-mail:info@taronasugallery.com


展示画像
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