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展覧会情報
forthcoming東京

宮本 隆司 Museum Island

2004年 1月16日(金) - 2月14日(土)

火-土 11:00−19:00 日祝月 休




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崩れゆく建築物をモチーフに、都市の無意識を静謐にきりとる作品で知られる。 近代化により廃虚と化していく建物を撮影した「建築の黙示録」(1986)(「新・建築の黙示録」として2002年に再版)、返還前の香港貧窟街を取材 した「九龍城砦」(1988)をはじめ、アンコールワットを舞台にした「ANGOKOR」(1992)、大震災直後の神戸の様子をおさめた「Kobe 1995 after the earthquake」(1995)、ホームレスの家をテーマにした「CARDBOARD HOUSES」(2002)など作品集多数。 海外での個展、グループ展も数多く、1996年第6回ヴェネチア・ビエンナーレでは、阪神大震災を扱う「震災の亀裂」にて最優秀賞にあたる金獅子 賞を受賞。 本年も、2月に開催されるベルリン・ビエンナーレへの出品を皮きりに、5月には東京の世田谷美術館にて初の大規模な回顧展の開催など、ますます その活動に注目が集まる。


ミュージアムアイランド。ベルリンという都市の中心に配されたその島は、さまざまな時代様式を持つ5つもの美術館、博物館で成り立っている。 初めてのべルリン滞在中に訪れたこの島の印象を、一つの美術館にフォーカスして宮本隆司はこう回想する。 「ペルガモン博物館のたたずまいを今でも思い出します。真っ黒にすすけた建物が続く町並を過ぎて辿りついた博物館は、無数の弾痕が生々しい建 物で驚きました。中に入ると、壮麗なペルガモン神殿が現れ、更に驚嘆しました。戦争や東西冷戦で傷だらけの街(ベルリン)に、どうしてこのよ うに美しいものが残っていたのだろうか…」 朽ちゆくものに美を見い出し、憧憬と愛着を抱く人々の価値観が集約された「ミュージアムアイランド」。 一方、解体されてゆく廃墟と向き合い、撮影を続けてきた宮本隆司。両者の出会いは、2000年ノイエス美術館(ベルリン)で発表される。個人を超え た世界観がたち起こってくる展覧会に、大きな共感と反響が寄せられた。

本展では、日本では未発表だったそれらの作品を、新たに大判プリントで初公開する。 作品からは、歴史を重ねた建物と等しく対峙する、強靭な作家の魂を感じずにはいられないだろう。



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プレスリリース、写真等の詳細は下記の担当者までお問い合わせください。

TARO NASU GALLERY 木俣 マキ
e-mail:info@taronasugallery.com


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