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展覧会情報
forthcoming東京

佐藤 勲  Isao SATO

2005年11月26日(土)〜 12月24日(土)

火〜土 11:00-19:00 日月祝 休
Reception for the Artist:11月26日(土)18:00-20:00


佐藤 勲 Isao SATO
1967年、東京都に生まれる。1991〜94年にかけてイギリス、ゴ−ルドスミスカレッジにて学ぶ。帰国後スタジオ食堂にて中山ダイスケ、須田悦弘らと活動を共にする。「VOCA1999」(1999上野の森美術館)、「空き地」(2000 豊田市美術館)、「拡張する絵画ム色彩による試み」(2001 佐倉市美術館)、「オプ・トランス」(2001 キリンプラザ大阪)、「エモーショナル・サイト」(2002 佐賀町食糧ビル)、「Private Luxury」(2002 萬野美術館)、「VOCA2003」(2003上野の森美術館)、「mini-max」(2005資生堂ギャラリー)など展覧会参加歴多数。現在、東京を拠点に国内外で活躍中。


11月〜12月のTARO NASU GALLERYは4年ぶり2回目の個展となる佐藤勲の新作を御紹介いたします。



<画面は、絵画をめぐる冒険のための迷路である>


20世紀美術における最大の「発見」ともいわれる抽象絵画。佐藤勲の仕事は、抽象絵画に対する21世紀的再解釈である。ミニマリスムとオプティカル・アート、そして日本美術の根底に常に存在してきた絵画と工芸の親近性。これらの三つの要素の交差点が、彼の作品の豊かな土壌である。


画面全体を均質に覆うグリッドの反復。常に三色に限定されている色彩は、人間工学に基づいた精密な計算によって画面に塗布されていく。地と図の関係、あるいは平面における三次元空間の仮想とは何か、といった古典的かつ本質的な問いかけや、絵画と空間をめぐる疑問が、まばゆいばかりに輝く幾何学的な造形のなかに封じ込められている。それを、「『絵画』という特権的な平面に対する批判なのでは、とうがってみることはできる」(林卓行 BT美術手帖1998年4月号 186頁)だろうし、身体感覚そのものに訴えかける恍惚への誘惑と捉えることもまた可能なのだ。 今回の新作ではネオン管を用いた新たな試みを発表するという佐藤。絵画におけるすべての色彩は光を表現するために存在するという印象派の「教義」もまた、佐藤によって21世紀的最解釈の対象となっていくのかもしれない。色彩という光を体感する、クールで熱い佐藤勲の世界の扉が今、満を持して開かれる。




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プレスリリース、写真等の詳細は下記の担当者までお問い合わせください。

TARO NASU GALLERY 木俣 マキ
e-mail:info@taronasugallery.com


展示画像
zoom
"an oral orbit" (Installation view at Sakura City Museum of Art)
2001
NOCS, color tape