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展覧会情報
forthcoming東京

Ryan Gander
"GHOSTWRITER SUBTEXT(TOWARDS A SIGNIFICANTLY MORE PLAUSIBLE INTERROBANG)"
ライアン・ガンダー

2007年9月28日(金)―11月2日(金)

火〜土 11:00-19:00 日月祝 休
Reception for the Artist:9月28日(金)18:00 - 20:00


Ryan Gander
1976年イギリスに生まれる。
Manchester Metropolitan Universityを卒業後、オラン ダのJan van Eyck Akademie、Rijksakademie van beeldende kunstenに学ぶ。 2005年Art BaselにてBaloise Art Statement Prizeを受賞。2006年オランダABN AMRO Art Award、2007年にはDena Foundation Awardを獲得する等、受賞歴多数。2006年イ ギリスのTate Triennialに参加。2007年、2008年はオランダのStedelijk Museumでの 個展を開催するなど、その多彩な活躍は国際的にも評価が高い。
現在ロンドンを拠点に活動中。


9月〜11月のTARO NASUは、イギリス出身の作家Ryan Ganderを御紹介します。

<コールハース、オブリストそしてライアン・ガンダー>

"GHOSTWRITER SUBTEXT(TOWARDS A SIGNIFICANTLY MORE PLAUSIBLE INTERROBANG)" と名付けられた今回の展覧会は 2本の映像作品を同時上映するインスタレーションとして構成されている。

そのうちの1本は、ゴーストライターを職業とする男性をインタビュアーにむかえ、 建築家レム・コールハースとインディペンデント・キュレイターのハンス・ウルリッヒ・オブリストが対談するもの。 発言している当人は決して画面に写さないという独特の手法で撮影された映像は、話し手の声とそれに耳を傾ける聞き手の表情との微妙なすれちがいを緊張感をもって描きだしていく。

もう1本の映像作品は、ガンダ−自身が書いた対話形式のテキストを、黒一色の背景に白い字幕スーパーのみで写していくもの。 コールハースとオブリストの対談と時にシンクロナイズし、時に逸脱をみせながら展開するその内容は、ガンダーによって紡ぎ出される「対話のパラレルワールド」ともいえるだろう。対話から生まれ、言語化されないままこぼれ落ちていく様々な想念をフィクションとして再構成した作品である。

「この作品において、ガンダーはコミュニケーションの可視化を試みるだけでなく、人間が自らを語る時に生じる自己同一性の問題にも意識を向けている。だからこそ、対談の司会者として狂言回しの役を担うのは、他人の人生を自分のものとして語ることを職業とするゴーストライターでなければならなかったのである。

近年再び注目を集めているコンセプチュアルアートの分野において、ライアン・ガンダーほどその才能を期待される若手作家はいない。彼の作品は、作品をコンセプチュアルアートたらしめる透徹した論理と無限に広がる自由奔放な空想力との魅力的な複合体なのである。



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プレスリリース、写真等の詳細は下記の担当者までお問い合わせください。

TARO NASU GALLERY 木俣 マキ
e-mail:info@taronasugallery.com


展示画像
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Ryan Gander
GHOSTWRITER SUBTEXT(TOWARDS A SIGNIFICANTLY MORE PLAUSIBLE INTERROBANG)
2006
video installation