"Force Touch (Manu Dextra Sinistra)" 2017
"Pranayama F" 2017
"Pranayama E" 2017
"Human Synth" 2017
"Human Synth" 2017
"Art d'Ameublement (Crate're de l’Olympe)" 2017
"Art d'Ameublement (Mount Larsen)" 2017
"Negative Entropy (TAE Pulse Power Capacitor, Red, Single)" 2017
"Negative Entropy (Digital Ocean, NYC2, Super Micro, Blue, Single)" 2017
"Negative Entropy (Digital Ocean, NYC2, Super Micro, Silver, Single)" 2017


Photo by Kei Okano, Charles Benton

11月-12月のTARO NASUではニューヨーク在住のアーティスト、ミカ・タジマによる個展「TOUCHLESS」を開催いたします。ミカ・タジマは人々の生活を密かに包囲しているテクノロジーに焦点をあて、人間と人工物の関係を通して、人間が自ら作り出した環境や社会について考察してきました。本展は新作となるインスタレーション、映像、彫刻作品によって構成されます。

タジマは今回、高度に産業化・情報化した社会において、私たちがどのように主体として形作られているのかという問題に焦点を当てています。人間を取り巻く環境や諸技術。外部に対する生理的な反応が埋め込まれた身体。そしてそれに反する「心」という働き。本展はそれらの相互干渉が生み出す、制御と服従、共振と反発、拘束と自由の関係を扱うものです。

ミカ・タジマ | Mika Tajima

1975年ロサンゼルス生まれ。現在はニューヨークにて制作活動中。
2017年度にはNew York Artadia Awardを受賞。
2018年にBorusan Contemporary(Istanbul)での個展が予定されている。近年の個展として2017年「After Life」Wadsworth Atheneum Museum of Art(Hartford)、2016年「Meridian(Gold)」Sculpture Center(New York)、「Emotion Commune」(Protocinema, Istanbul)、「EMBODY」(11R, New York)、2014年「Total Body Conditioning」(Art in General, New York)など。近年参加した主なグループ展として、2017年「COLORI」 (Castello di Rivoli and GAM, Torino)、「All Watched Over by Machines of Loving Grace」 (Palais de Tokyo, Paris)、2013年「六本木クロッシング2013: アウト・オブ・ダウト」(森美術館、東京)などがある。