メリル・ワグナーは1935年、アメリカ、シアトルに生まれる。NY在住。
50年代後半にNYに渡り制作活動を始めて以来、一貫してミニマリスティックな抽象的イメージを追求してきたワグナーは
近年あらためてその活動が注目されている作家である。ペインティングやドローイングだけでなく彫刻やインスターレーション、
本など多彩な領域を横断しながらミニマリスムのあり方を模索するその姿勢は、科学と詩情の融合とも評される。
ペインター、ロバート・ライマンの二度目の妻としてもしられる。
本展は60年代から70年代にかけてのペインティングを中心にドローイングもあわせ、約10点を展示する。